病院では出産を迎えるまでに、母親教室が2回ありました。
私は6ヶ月くらいの時に1回目を受けたのですが、その日は他の人が居なかった為マンツーマンで助産師さんから指導を受けました。
1回目の指導内容は、主に妊娠中の体操と乳首マッサージ。
妊娠中は、体調不良や体の変化で運動不足になりやすいですが、それでは当然母子共に悪い影響が出て来ます。
しかも、出産という超~体力勝負イベント&その後ずーっと続く壮絶な日々の育児に向き合う為には、母親のスタミナがどれほど大事か…!
ということで、お腹が大きくても出来る体操や、ストレッチ、ヨガポーズなどを呼吸法と合わせて教わりました。
全部続けてやっても15分程度で出来るので、これを毎日こつこつ続けておくと体力・筋力の低下を防いでくれます。
自分は正直毎日は出来ませんでしたが(笑)、2日に1回やっていた程度でも意味があったように実感しました。
出産時、どれほど全身の筋力が必要なことか!!
両手・両足・腹筋・背筋、全力で何度も何度も力まなくてはいけないんで、全身バキバキになります。
しかも、この呼吸法が本当に役に立ちました。
『息を吐く事の方にだけ集中して』
『吸うのは体が勝手に吸うから』
と教わったのが頭にこびりついていたので、分娩時には呼吸法を誉められたくらい(笑)
それと後は『乳首マッサージ』。
生まれたばかりの赤ちゃんがおっぱいをしっかり飲めるように、乳首を柔らかくしておく必要があります。
これが、結構痛い。
指でつまんで乳首が1、2ミリくらいに平べったくなるように、縦横斜めからかなり力を入れてつまんでマッサージします。
実際に助産師さんに『このくらいまで』とつままれましたが、思わず『いたーっ』と声が出ました。
でもこのマッサージが上手く出来ず、乳首があまり柔らかくなっていなかったので、出産後直ぐの母乳の出が悪く、入院中にまた助産師さんにマッサージをしてもらいました。
それでも、赤ちゃんの吸引力はまだまだ弱いので、母乳だけでは十分な量飲めず、粉ミルクも足していました。
乳首マッサージ、痛いですけど出産までに頑張っておくと赤ちゃんもお母さんも後が楽です。