コモタローの高齢出産記☆

41歳主婦。2児の高齢出産・育児体験記。

出生前診断

さて、出生前診断について考えなくては。


母親の血液中のDNAを調べる事で、赤ちゃんに特定の染色体異常があるかを検査するものだから、とても重大。


病院で聞いた話をざっくり言うと、まず、検査を希望した場合は別の病院で受けるという事。
血液検査の結果が陰性ならば、かなりの高確率で赤ちゃんは染色体異常症ではないけれど、100%ではない。
陽性の結果が出ても、それも100%確定ではないので、更に詳しく知るには羊水検査(お腹に針を刺して羊水を採取して行う)が必要。
そして、この羊水検査で稀に流産になる危険性があるし、羊水検査でも100%確定ではないとの事でした。


考えました。
旦那さんとも考えました。
で、結果から言うと私は検査は受けませんでした。


はじめは『受けた方が良いかな』という考えが私の中では優勢でした。
高齢出産に伴うリスクについて調べたりすると、やはり不安が大きく大きくなっていたから。
検査結果が陰性だと分かれば、安心できるだろうと思いました。


でも、陽性だったら?
流産のリスクがある羊水検査をしないでは居られないし、羊水検査の結果も良くなかったら?
私の性格上、ひたすらただただ不安になって悲観するのは目に見えていました。


旦那さんはというと、羊水検査に流産のリスクがある事が気になっていたようでしたが、最終的には
『検査したいんならしたら良いよ』
『検査で安心出来るかもしれんし、異常があっても生まれるまでに色々準備が出来るかもしれんし』
と言っていました。


私の希望するように、と考えてくれていた旦那さんには感謝でしたが、正直この時私には、結果が陽性だった場合、赤ちゃんを育てて行けるのか不安しかありませんでした。
初めての子育て、ただでさえ分からない事だらけの新米父母に、病気や障害のある子をちゃんと育てる自信が妊娠初期にあるわけがない。


でも、この子を諦めるか…など考えたくありませんでした。
これは旦那さんも同じ。


それなら、私には検査は必要ないな。
不安はもちろんあるけど、
検査結果が、100%じゃないなら。
検査して、結果が陽性で、不安で胸がいっぱいのまま出産まで後何ヵ月も過ごすより、
元気に生まれて来るんだよー!と願いながら、楽しみに過ごしながら、待ちたい。


と、いう事で出生前診断はしませんでした。


病院で聞いてみると、
『それぞれの希望だから、決まりじゃないんですよ。でも、うちの場合受けない方の方が多いです。』
と、おっしゃっていました。


それぞれの希望で、
それぞれの考えで、
それぞれの決断を重ねて行くのだと実感。