絵本の紹介4作目は、
ディック・ブルーナ 文/絵、いしいももこ 訳
『ちいさな うさこちゃん』です。
言わずと知れた日本でも定番中の定番、大人気キャラクター『ミッフィー』の絵本第1作目。
絵本シリーズでは『うさこちゃん』と訳されているので、ミッフィーとは書いてありません。
これは、うさこちゃんが生まれる時のお話なのですが、デンマークというお国柄もあり、天使が登場するなど日本とは違う宗教的な要素もありつつも…とてもとても可愛い作品です。
少ないですが文もあり、詩のような短歌のようなリズムの日本語で、子どもの耳に優しい印象です。
(原文のニュアンスを活かす為？なのかな？ただ日本語の文章としては不自然に感じる部分もあるように私は思いました)
ですが何と言ってもとりあえず、1ページ1ページの絵がシンプルですが色使いも素晴らしいアート作品なので、子どもたちは大のお気に入りです。
どうしてこれほど子どもたちの心をとらえるのか、と思うほど気に入って、ディック・ブルーナの作品ばかり10冊くらいを自分で本棚から出して部屋に広げていた事もあります(笑)
何となく女の子の絵本のように思われがちですが、私の友人の子ども(男の子)でもすごくハマっていたので、男女関係なく楽しめるはず！
ちなみに…
本日6月21日はミッフィーの誕生日らしいです！
(65年前のこの日に、この『ちいさな うさこちゃん』が発表されたからだとか！)
全く知らずにこの紹介を書いていたので、ちょっとビックリ(笑)
運命的。
